横浜グリークラブ第１４回定期演奏会
〜宮崎よりフルトン男声合唱団を迎えて
２００９年９月１３日（日）
横浜みなとみらいホール大ホール

フルトン男声合唱団単独ステージ「愛唱ポピュラー曲集」 宮崎市民歌・思い出のスカイライン・あの鐘を鳴らすのはあなた・上を向いて歩こう・あの素晴らしい愛をもう一度

エール交歓・男声合唱組曲「月光とピエロ」より　月夜・秋のピエロ

横浜グリークラブ第１４回定期演奏会が開催され、私たちフルトン男声合唱団から４３名が賛助出演しました。 　フルトン男声合唱団はその第２ステージの最初にエール交歓により、横浜グリークラブのテーマソング「横浜に朝が来る」を演奏後、フルトン団歌「この空と海に生きる」を演奏しました。その後単独ステージとなり、フルトン愛唱ポピュラー曲集」として「宮崎市民歌」「思い出のスカイライン」を演奏しました。広畑団長はその後「サプライズ曲として横浜市歌を一所懸命に練習してきました。どうぞお聴き下さい」と挨拶して、「横浜市歌」を演奏しました。この曲は横浜市では小学校や中学校でも盛んに歌われているとあって、演奏終了後には満員の客席からは「ブラボー」の声と共に大きな拍手を頂きました。 　その後に「あの鐘を鳴らすのはあなた」「上を向いて歩こう」「あの素晴らしい愛をもう一度」の３曲を演奏しました。どの曲も親しみやすい曲ばかりだったのでしょうか、お客様からは大変好評で万雷の拍手でした。 　第２ステージの最後に合同演奏で男声合唱組曲「月光とピエロ」の中からフルトンの甲斐勝利指揮による「月夜」と横浜グリークラブの松崎陽治先生の指揮による「秋のピエロ」を演奏しました。 　プログラムによる全ての演奏が終わって、開場のお客様と一緒に「ふるさと」と「遙かな友に」を演奏、いつまでも鳴り止まないアンコールの拍手の中で手を振りながら退場することになりました。

横浜グリークラブ会長　挨拶　西村暢之さん(プログラムより転載） 　横浜は今年、開港１５０周年ということで、いろいろなイベントでわいています。海外に向けて開かれ、新しい文化をいち早く取り入れてきた街、音楽もその一つでした。そして横浜グリークラブは開港１００周年―それよりも５年早く（1953年）産声をあげ、諸先輩の努力と皆様の暖かいご支援をいただきながら、本日、第１４回定期演奏会を迎えることになりました。横浜のグリークラブらしい、いつまでも若々しい、ちょっと粋でお洒落な演奏をお聴き下さい。 　今回は、今売り出し中の宮崎県より「フルトン男声合唱団」をお迎えし、「心に響く、男たちのハーモニー」を皆様にお聴きいただくことになっています。横浜グリークラブとの合同演奏を含め、心ゆくまでお楽しみ下さい。

「横浜グリークラブ」とのジョイント（荒川　滋） 　９月１３日、横浜の「みなとみらい大ホール」で開催された「横浜開港１５０周年記念の「横浜グリークラブ第１４回定期演奏会」にお声がかかり、フルトンの一員として参加しましたので、その概要を記します。 　横浜グリーは「響きを求めて半世紀」」ことし創立５０周年を迎えられますが、２日間にわたり西村会長さん、指揮者の松崎先生をはじめ団員の皆さん方に、それは心のこもった温かいおもてなしをいただき、行き届いたご配慮に感謝しております。 　ホール内は１７００名近い入場者で、空席も見当たらないほどの盛況でした。横浜グリー８３名、フルトン４１名の合わせて１２４名のステージは、横浜グリーの「中　勘助の詩から」ではじまり、エール交換、フルトンステージと続きました。いつのステージでも構成員数、平均年齢それに選曲など、いろんな要素がついてまわりますが、横浜グリーの格調高く都会的で洗練されたすばらしいハーモニーに聞き惚れました。。私共も広畑団長、甲斐指揮者の下、精一杯のステージでしたが、「ハマっ子」のお客さん方は「いもがらぼくと」（人柄のよい宮崎の男性の代名詞）たちのハーモニーをどのようにお聴きになったのでしょうか。 　私達がサプライズで歌った、森　林太郎（鴎外）作詞、南能衛作曲の「横浜市歌」には“ブラボー！”の声がありました。フルトンには大分南蛮コールの中山さん、元フルトンメンバーで岩手・盛岡コールＭの近藤さんも助っ人として参加しました。フルトンのピアニストを引き受けて５ヶ月目の米倉美穂さん（現役の大学４年生）の巧みなピアノさばきは、おじさんたちのよさを引き出してくれていました。それぞれの愛唱歌・ポピュラー曲を披露の後、合同演奏曲は「月光とピエロ」から「月夜」と「秋のピエロ」を大合唱。 　おかげさまで、今回の横浜グリーとのジョイントでは測り知れない収穫がありましたが、２０１２年には４５周年記念演奏会を開催予定のフルトンも、充電中に引き出しを増やしてさらに気持ちを新たに地道な活動を続けてまいります。 　打上げパーティーで、３月長崎での典礼聖歌合宿時にお世話になった、長崎アカデミー男声合唱団の高林指揮者に会えましたのはうれしいことでした。またその帰途、同僚３名とランドマークタワー最上階から眺めた夜景のすばらしさには心を癒されました。 　翌日、私は「すみだ第九事務局」に立ち寄り、来年２月に開催される恒例の「第２６回国技館５０００人第九」について、石井事務局長さんと歓談。 　「ＪＡＭＣＡ」は団体会員も５３となり、総会員数は２０００を超えるとのことですが、更なるご発展を祈るとともに、２０１１年７月１７日に開催予定の「ＪＡＭＣＡ北海道」を心待ちにし、併せて成功を祈ります。

Ｐｒｏｇｒａｍ １．男声合唱組曲　「中　勘助の詩から」　横浜グリークラブ ２．「フルトン愛唱ポピュラー曲集」　フルトン男声合唱団 指揮／　甲斐　勝利　　ピアノ／　米倉　美穂 　宮崎市民歌　 　思い出のスカイライン 　あの鐘を鳴らすのはあなた 　上を向いて歩こう 　あの素晴らしい愛をもう一度 　サプライズ曲「横浜市歌」 エール交歓 　横浜グリークラブ　「横浜に朝が来る」 　フルトン男声合唱団　「この空と海に生きる」 合同演奏　男声合唱組曲「月光とピエロ」より 　月夜　　　　　　指揮／　甲斐　勝利 　秋のピエロ　　指揮／　松崎　陽治 ３．委嘱作品「日本民謡」　作・編曲／　宇田川　安明　横浜グリークラブ ４．「愛唱曲集」　横浜グリークラブ

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ステージ裏で記念撮影・全員の満足げな顔をご覧下さい