東洋信託文化財団特別賞受賞

平成９年１１月８日に開催しました「フルトン男声合唱団創立３０周年記念演奏会」の際に、財団法人東洋信託文化財団より特別協賛を戴きましたが、本年が助成事業開始１０周年にあたるとしてフルトン男声合唱団は、他の６団体と共に右の特別賞を受賞しました。

授賞式には本団を代表して２名（Ｔさん・Ｏさん）が出席して参りました。

一般の男声合唱団として、３０年以上継続して活動している事について特に認められたということで、今後のフルトンの活躍に大きな期待がかかっているのだと言う事を再認識しなければなりません。

宮崎日々新聞掲載記事（1999年7月26日）

東洋信託文化財団の特別賞

フルトン男声合唱団に　県内レベル向上に貢献

　宮崎市のフルトン男声合唱団（清水章団長、約５０人）が、東洋信託文化財団（東京都）の助成事業開始１０周年記念特別賞に選ばれた。特別賞は同財団がこれまで助成した全国５０３団体の中から、７団体だけに贈られる。贈呈式は２８日に東京都千代田区の東京会館で開かれる。

　フルトン男声合唱団は県内唯一の社会人男声合唱団。１９６７年（昭和４２）年の創立で、３２年の歴史がある。東洋信託文化財団は、長年地域で活躍している音楽、演劇、伝統芸能、美術展などアマチュア団体を助成。同合唱団は全国的にも珍しい社会人だけの男声合唱団で、県合唱界のレベル向上に貢献している事が評価され、受賞が決まった。

　同合唱団は２０〜７０代で構成。ここ４・５年の傾向として、定年後に入団するメンバーが増え、指揮者の甲斐勝利さんが発声の基本から指導する。本格的な合唱曲のほか、初心者にも取っ掛かりがいいようアニメの主題歌や歌謡曲も練習に取り入れている。

　甲斐さんは「男声合唱は重厚さと繊細さの両面を表現できるのが魅力。受賞は励みになり、ますます技術を磨きたい」と、喜びを語っている。