九州フレッシュメンコア
創立１５周年記念演奏会
福岡銀行大ホール
２０１２．４．２９（日）

「九州フレシュメンコア創立１０周年記念演奏会」が開催され、私たちフルトン男声合唱団も２５名近くの団員が賛助出演に駆けつけました。第１ステージの「ふるさとの四季」はフルトン男声合唱団からも約２０名がほとんど飛び入りで参加、記念合同演奏男声合唱組曲「水のいのち」は総勢約１００名により演奏しました。
ふるさとの四季		水のいのち
プログラム クラブソング　いのちの讃歌　指揮　竹田津　豊　作詞・成田　久平　作曲・源田俊一郎 �T．男声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」　編曲・源田俊一郎　指揮　竹田津　豊 �U．男声合唱組曲「航海詩集」　　作詞・丸山　薫　作曲・多田　武彦　　／　指揮　広瀬　康夫 �V．Enjoy! Barbershop Harmony　　／　指揮　竹田津　豊　／　広瀬　康夫 �W．記念合同演奏・男声合唱組曲「水のいのち」　作詞・高野喜久雄　作曲・高田三郎　　／　指揮　竹田津　豊
アンコール「上を向いて歩こう」
参加団体 九州フレッシュメンコア　アラウンドシンガーズ　コールセコインデ　フルトン男声合唱団　鶏卵４男　ジョイフルスーベニール 　男声合唱団ＣＴＵ　男声合唱団ＫＧＣ　金沢メンネルコール　男声合唱団南蛮コール　立教グリークラブＯＢ
プログラムより（抜粋） �T　男声合唱のための唱歌メドレー「ふるさとの四季」 　『ふるさとの四季』男声版は、今では男声合唱曲の定番の一つになっています。混声版も女声版も伴奏譜が同じだということからいろんな編成での演奏が容易だということや、演奏時間に合わせて抜き出し・組み合わせが可能だということも人気の一つでしょう。 　さて、昨年３月１１日の「東日本大震災」は東北地方の太平洋沿岸に未曾有の大災害をもたらしました。あれ以来、坂本九の『上を向いて歩こう」やこのステージのメドレーのタイトルにもなっている「ふるさと」は、復興イベントなどでも良く歌われています。 　故北村協一先生が練習中に言われた言葉「君たちは、すごいことをしているんだよ。歌はみんなを幸せにするんだよ」その言葉をかみしめながら演奏いたします。 �W　男声合唱組曲「水のいのち」 　「水のいのち」はＴＢＳが高田三郎氏に委嘱し、１９６４年日本合唱協会により初演された。元々は混声合唱曲であったが、１９７２年クローバークラブの要請により男声版への編曲が行なわれた。 　この組曲は、空から降ってくる雨がやがて川となり海へと注ぎ、また蒸気となって天に昇る、いわば「水」の輪廻転生を現しているが、言い換えればここで「水」とされるのは私たち人間に当てはまる。天から降る雨は、地上のものに平等に降り注ぐ。そこで水たまりや川となった水は、自身に映るものにあこがれる。空や山のように、高いところにあるものにあこがれる。やがて、自らの中で生をはぐくみ、豊かな恵みを与え海に注ぐ。そしてその終焉は芥（ごみ、くず、欠点）にまみれた水は海により浄化され、その一生を終えるのである。この組曲を演奏することは、自らの人生を唄うことに他ならないと思うのである。、