今年初めから少しずつ体調を崩されて、一時はアメリカバージニアビーチ市で行われた国際音楽祭にも参加された「河野幸雄」さんが、９月２０日ご家族や県立宮崎病院の必死の看護の甲斐なく亡くなりました。葬儀は９月２２日、宮崎市内のみやそう会館でしめやかに行われ、たくさんの方が参列されました。　前夜のお通夜の席には、フルトン男声合唱団からも多くのメンバーが参列、会場には３０周年記念演奏会の時のビデオテープが流されていました。

　葬儀は河野さんの生前、ロンドン日本人学校での写真やフルトン男声合唱団での様子が紹介されました。神式で行われた葬儀のあと梅田勝さんなどからの弔電の披露があり、お別れ会では最初に「フルトン男声合唱団団歌」がテープで流されました。３５周年記念演奏会で演奏された組曲「ふるさとの四季」の流れる中で、校長会代表の方の弔辞があり、フルトン男声合唱団の立山団長の弔辞と続きました。弔辞の中で立山団長は「あまりにも短い闘病生活で、非常に残念で痛恨の極みです」と述べました。

　その後、フルトン男声合唱団は祭壇に向かい「遥かな友に」を歌い捧げました。祭壇にはフルトンで使っておられた赤いチョッキ姿で河野さんのにこやかな姿の写真が飾ってあり、いっそうの悲しみを誘うものでした。

　最後に献花をして、河野さんへの最後のお別れとなりました。

　ご遺族の無念さを想い、同時に河野幸雄さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。