フルトン得意(？）のパフォーマンス登場
１曲目 最上川舟唄 ２曲目 宇宙戦艦ヤマト
会場いっぱいに広がった全体合唱の夏の思い出（中田喜直先生作曲）
中田先生ありがとうございました
合唱祭名物 宮崎はまゆうコーラ スの演奏
今年も見せてくれました
第４７回宮崎県合唱祭
六月十一日（日）延岡総合文化センターにおいて、県内の合唱連盟加盟三十一団体が出演して第四七回宮崎県合唱祭が行われました。
フルトン男声合唱団は某氏の計らいで用意されたバスで宮崎交通本社前を朝七時五十分に出発しましたが、延岡についた時には開演の十時を過ぎていました。その理由の一つは二個チン切れを防ぐ為に寄り道をした事もありましたが、二番目に演奏した土々呂中学校は途中から聴けました。
昼食を挟んで午後の最初には全体合唱があり、先日亡くなった中田喜直先生の「夏の思い出」を混声四部合唱で演奏しました。「ヴォーチェ・のべおか」の今村愛子先生の指揮で歌いましたが、先生の愉快な指導の為か最初に歌ったときには遠慮がちだった演奏も、ニ度目には美しいハーモニーがホール全体に広がっていました。プログラムのお願い欄にもありましたが、＃ステージと会場が一体となって、コーラスの楽しさを存分に味わう＃ことが出来ました。
大うけのフルトン
フルトン男声合唱団は二十三番目（午後の八番目）に演奏しました。演奏した曲は「最上川舟唄」と「宇宙戦艦ヤマト」の二曲です。「最上川舟唄」はフルトンとしては初公開の演奏でしたが、男声らしい迫力のある演奏が出来たと自我自賛したいと思います。また、合唱祭には毎年何らかの趣向を演じてきましたが、今年は「宇宙戦艦ヤマト」の演奏の前に擬音やカウントダウンなどの声を入れて、始まり、途中からは若手の三人組がヤマト乗組員のポーズを取り、会場からはヤンヤの喝采（笑い？）と拍手を頂きました。
参加団体の感想
発声練習などのために一部の演奏か聴くことが出来ませんでしたが、印象に残った団体を紹介します。
（編者の独断と偏見で）
・ バイオレットコーラス
いつのまにか随分上達していました。フルトンもはまり込んで練習しないと負けそう？
・ 妻高校合唱部
全国コンクールで優秀な成績を取れるようになっていましたが、久し振りに聴いてみて納得。
・ 都城クリスタルコール
「水のいのち」を混声合唱で歌ってくれました。３年前の感動を思い出して、またあの時の感動を
１１月に活かしたいものです。
・ 大淀中学校・大宮中学校合同
中学生の演奏する合唱はいつも楽しい。これが合唱祭だという気分にさせてくれる。狭いステージの
上で踊ったり横回転したりバレエのスピンを見せてくれたり。合唱祭で演奏できる喜びを体一杯使っ
て表現できる素晴らしさがこの年になるとうらやましい。自分にもこんな時代があったのだろうかと
疑問に思うこともあったりして！
・ 宮崎県北男声合唱団
「いざ起て戦人よ」「Heilig」「秋のピエロ」の三曲の演奏をステージの袖で拝聴しました。ほとん
ど合同練習する時間の無い中でよく頑張ってくれていると思います。
・ 宮崎女子高合唱部
先日開催された「太平洋島サミット」の時には芸術劇場での歓迎演奏をしたと聞いていましたし、そ
の演奏には定評があります。アカペラでおまけに音程の取りにくい曲の様でしたが、三年に一度メン
バーが入れ替わっているとは信じられない演奏でした。
・ 宮崎はまゆうコーラス
「おてもやん」「黒田節幻想」の二曲を演奏しましたが、さすがにしっかりと安定感のある演奏でし
た。「黒田節幻想」では団員の一人による日本舞踊を交えて演奏し、幅の広さを感じました。今年十
月十五日（日）にはゲストに大中恩氏を迎えて、宮崎市民文化ホールで三十周年記念演奏会を開催す
る予定になっており、今から楽しみにしています。