宮崎県合唱連盟

創立５０周年記念式典

平成１２年４月２２日（土）宮崎観光ホテル・西館大淀の間

１.開式のことば　中村禎子

２.あいさつ　宮崎県合唱連盟理事長　片山謙二

３.祝辞

宮崎県知事

宮崎県教育委員会教育長

全日本合唱連盟理事長　吉村信義

裾野を広げ、次世代を創る合唱を目指しましょう。

２００５年には世界合唱シンポジュームが京都で開催されます。この時には皆さんも今からお金を貯めて参加しませんか？

５０年前、全日本合唱連盟主催の合唱コンクール高校生の課題曲は「僧院の庭」であったが、懐かしい思い出となっています。

日本全国２０万人の合唱仲間と共に今日の式典をお祝いしたいと思います。

全日本合唱連盟九州支部長

４.来賓紹介・祝電披露

５.表彰（五十音別・敬称略）

感謝状　旭化成工業株式会社　渡瀬博司　池田玉

功労賞　団体部門

高千穂高等学校・妻高等学校・都城泉ケ丘高等学校・宮崎大宮高等学校・宮崎女子高等学校
宮崎南高等学校・宮崎大学ブルースカイ合唱団・旭化成旭陽会合唱部・フルトン男声合唱団
都城クリスタルコール・宮崎こーる・フロイント・宮崎混声合唱団・宮崎児童合唱団

功労賞　個人部門

有川サチ子（宮崎女子高等学校）糸井美代子（旭化成旭陽会合唱部）甲斐勝利（フルトン男声合唱団）
甲斐義教（宮崎コール・フロイント）片山謙二（妻高等学校）佐々木孝臣（都城クリスタルコール）
清水章（フルトン男声合唱団）新貝晴男（宮崎コール･フロイント）高本正（宮崎コール･フロイント）
田本華子（宮崎はまゆうコーラス）中村禎子（宮崎はまゆうコーラス）松尾新一郎（宮崎児童合唱団）
松元俊幸（都城クリスタルコール）山内郁男（宮崎混声合唱団）渡辺悦子（宮崎はまゆうコーラス）

６.閉式のことば

５０周年記念事業の概要

　宮崎県合唱連盟は、昭和25年に西部合唱連盟宮崎支部として創立以来50年を経過した。戦後の荒廃のなか、恵まれない環境で合唱活動を興し、連盟結成に東奔西走された先輩各位の努力と指導、会員の努力によって他県連盟に遅れを取らない活動を継続してきた。

　創立50周年にあたり、今日の宮崎県合唱連盟を築いていただいた方々への感謝の気持ちと表すると共に、今後ますますの発展を期するため下記の事業を行うものとする。

�@創立50周年記念式典

�A創立50周年記念祝賀会

�B50周年記念誌発行（平成13年3月31日予定）

�C50周年記念合唱曲の委嘱（平成12年度完成）

作曲　林　光氏　　作詞　作曲家に人選依頼

�D50周年記念コンサート（平成14年11月予定）

宮崎県立芸術劇場コンサートホール

記念祝賀会　宮崎観光ホテル・東館緋碧の間

　宮崎県合唱連盟創立50周年を記念して、県内の合唱団体を代表する２００名以上が参加、盛大な祝賀会が行われました。中村副理事長の開会の言葉に続き、片山理事長のあいさつ、お祝いのことばなどがあり、全日本合唱連盟九州支部長の祝杯で幕を開けました。

　席上、吉村全日本合唱連盟理事長の祝辞で「最近の合唱団の練習は懇切丁寧である。オーケストラの練習では、１０日後の次の練習日までにはそれぞれ一生懸命に個人レッスンをして来て、２回目にはそれなりに演奏が出来る。アマチュア合唱団の場合は練習日の度に細かいところまで教えてくれるので、団員が甘えてしまっているところがある」と優しい言葉遣いながらも厳しい指摘をされた。また「黒潮効果とでも言うのでしょうか、宮崎県の合唱熱が豊後水道を飛び越して、最近では高知県で合唱が盛んになりつつあります」という紹介がありました。

　全体合唱で＜花＞＜おぼろ月夜＞＜夏は来ぬ＞＜ふるさと＞を指揮者も入れ替わり立ち代りで合唱し、トリでは参加していた男性全員による＜いざ起て戦人＞を演奏しました。

　最後にフルトン男声合唱団の甲斐指揮者が万歳三唱をしたあと、お礼の言葉（中村副理事長）がありました。

　中村さんは「今この席に宮崎県合唱連盟のために尽くしてきた大古殿宗三氏がいないことがとても淋しい。６年ほど前のちょうど同じ頃に私も入院していたのですが、大古殿氏は帰ってきませんでした。未だに彼の名前を冠しているフルトン男声合唱団が活躍していますが、彼の存在を忘れては宮崎県合唱連盟の歴史は語れません」との話がありました。ともすると私も故大古殿氏のことを忘れてしまいがちになるところでしたので、中村さんの話は本当に有り難いことだと感謝しております。

　もちろんその夜は団員一同、ニシタチの繁華街に繰り出して深夜まで飲み、語り合いました。